前の記事(ヘッダーに検索ボックスを表示させるコード)で作成したコードをもとにプラグインを作成する方法について書きます。
プラグイン情報を作成
プラグインとしてWordPressで認識されるようにプラグイン情報をPHPファイルに書きます。ファイルに下には、実現したい機能のプログラムを書いていくことになります。
ファイルの先頭にphpのコメント(/*)を書いて、次にプラグイン名を書くために「Plugin Name:」と書いてその横にプラグイン名を書きます。最後はコメントを閉じます(*/)。
<?php /* Plugin Name: searchbox-in-header */
最低限、プラグイン名を書くとプラグインとして認識されます。ただ個人として使う場合はいいのですが、公開して使用してもらう場合、このほかにも必要な情報を書きます。
※ここには書いていませんが、ライセンス情報も必要により記述します。
<?php /* Plugin Name: プラグイン名 Plugin URI: プラグインの説明URL Description: プラグインの説明文 Version: バージョン Author: 作者名 Author URI: 作者のサイトURL */
下にあるのが、プラグイン情報の作成例です。
<?php /* Plugin Name: searchbox-in-header Plugin URI: http://wpcos.com/?p=8241 Description: ヘッダーの説明文に検索ボックスを追加 Version: 1.0 Author: wpcos Author URL: http://wpcos.com/ */
作成したファイルをwp-content/plugins/の下に配置します。
配置した後、管理画面のプラグインのページに移動して確認するとプラグインが表示されます。
wp-content/plugins/の下にそのままファイルを配置しても良いのですが、プラグインファイルを入れるディレクトリを作成して、その中にファイルを入れます。
wp-content/plugins/searchbox-in-header/searchbox-in-header.php
PHPファイルにプログラムを書く
プラグインを作るためには、実現したい機能をプログラムを書いて作成していきます。ここでは、前の記事で作成したTwenty Twelveのヘッダーに検索ボックスを表示するコードを使います。
add_filter('bloginfo','add_search_box', 10, 2); function add_search_box($value, $show) { if ($show == 'description') { ob_start(); get_search_form(); $searchform = ob_get_contents(); ob_end_clean(); $value .= '<div class="searchbox-nav">' . $searchform . '</div>'; } return $value; }
作成後、ファイルを保存して、プラグインを有効にするとサイト説明文のところに検索ボックスが表示されます。
コメント