子テーマ用の翻訳ファイルを作成する場合、親テーマを改造することなく作成することができるので、親テーマがバージョンアップしても影響なく使用できます。
子テーマ用に日本語翻訳ファイルを別途作成した場合、そのファイルを読み込ませるには、子テーマのfunctions.phpファイルにloat_theme_textdomainを追加して、下にあるコードの第1引数’ファイル名’に子テーマ用に作成した翻訳ファイルを名前を入力します。
load_theme_textdomain( '子テーマ翻訳ファイル名', get_template_directory() . '/languages' );
※子テーマ翻訳ファイルの保存場所は、親テーマと同じ「wp-content/languages/themes/」ディレクトリの中になります。
翻訳ファイルをテンプレートで使用するときは、__()や_e()にある第2引数に子テーマ用の翻訳ファイルを指定します。下のコードではchildが子テーマの翻訳ファイル名になります。
_e( 'Post navigation', 'child' );
_e( '翻訳する文', '子テーマ翻訳ファイル名' );
子テーマ言語ファイルの作成例
例えとして、Twenty Twelveの翻訳ファイル(twentytwelve-ja.po)をコピーして子テーマ用に別名(child-ja.po)で保存をしたとします。その子テーマ用に作成した翻訳ファイルを使うために(子テーマ)functions.phpファイルにload_theme_textdomainを追加して第1引数に子テーマ用のファイルを設定します。
load_theme_textdomain( 'child', get_template_directory() . '/languages' );
子テーマにTwenty Twelveのcontent.phpファイルをコピーして、子テーマのcontent.phpファイルを開き、edit_post_linkタグの中にある__( ‘Edit’, ‘twentytwelve’)の第2引数’twentytwelve’を’child’に変更します。
edit_post_link( __( 'Edit', 'child' ), '<span class="edit-link">', '</span>' );
次ぎにPoeditでchild-ja.poファイルを開き、ソールテキストに「Edit」、対訳に「編集」となっている行をクリックして、Poeditの下に表示されるソーステキストが「Edit」に、翻訳が「編集」になっているのを確認して、翻訳にある「編集」を「編集頁」に変更して保存をします。
保存した後、サイトを表示すると「編集」が「編集頁」と表示されるのが確認できます。
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