共有ボタンなどのコードをfunctions.phpで設定して記事毎に表示する方法

WordPressテーマカスタマイズ

共有ボタンなど記事に表示するには、content.php等のテンプレートに直接コードを書く方法もありますが、WordPressのテーマにあるfunctions.phpファイルに設定する方法でも共有ボタンを記事に表示することができます。

そのfunctions.phpファイルに書く方法には、変数にボタンのコードを代入して表示する方法がありますが、ここではPHPのヒアドキュメントを利用して表示する方法について書きます。

共有・ソーシャルボタンを記事に表示させるヒアドキュメントの使い方

記事にボタンを表示させるためにfunctions.phpファイルで、フィルターフックを利用して記事(the_content)にshare_button関数(独自関数)をフックさせます。

add_filter( 'the_content', 'share_button');

次に、share_button関数を設定します。書き方は、下のようになります。
TwitterやGoogle+1などのボタンのコードは、「ここにボタンのソースコードを書きます。」にコピーなどをして貼り付けていきます。

share_button関数は、記事の引数$contentにある値と$strにあるボタンのコードを連結した値を返す関数になります。「$content . $strボタン」と連結させると記事下にボタンが追加されます。

function share_button( $content ) {
  $site_url = 'get_permalink'; //サイトのURLを設定する場合利用
  $str = <<<EOF

  ここにボタンのソースコードを書きます。

  EOF;
  return $content . $str;
}

また、サイトのURLを設定したいときには、「$site_url = ‘get_permalink’;」を書きます。$site_urlに代入した値を利用するには、ヒアドキュメント内で「{$site_url()}」を書いて利用します。

例:TwitterのタグでページのURLを設定するdata-urlで変数使用するには下のように書きます。

<a href="https://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-url="{$site_url()}" data-lang="ja">ツイート</a>
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