_x()の設定と仕組み

WordPressテーマカスタマイズ

_x()の使い方について、少し前の記事に_x()の使い方について書いたのですが補足をした記事になります。

コードを見ると_x()は、_e()や__()と違い、3つの引数が書かれています。

_x( '←', 'Previous post link', 'twentytwelve' )

引数の意味する内容は、下に書いて内容になります

_x( '翻訳する文', 'コンテキスト名', '翻訳ファイル名' )

ここで、Twenty Twelveの翻訳ファイル(twentytwelve-ja.po)をエディタで開いて、以下のテキストを追加します。

msgctxt "Previous post links"
msgid "←"
msgstr "←←"

Poeditを開くと、「翻訳対象の文 [ コンテキスト ] 翻訳文」と表示されているのが確認できます。

このコンテキスト(msgctxt)は、同じ文でも違う意味がある場合に使用します。
この←(←)は、前のページを指しますが、左に移動するという意味で使われるかもしれませんし、次ぎの意味で使われるかもしれません。そのような複数の意味を持つものをコンテキストを使うことでわけることができます。

lang7

使用するとき、←(←)を表示させたいときは、コンテキストを「Previous post link」にして、←←(←←)と表示させたいときは、コンテキスト「Previous post links」とコンテキスト部分を変更することで、サイトに表示される文字を変更できます。

【←を表示する】

_x( '←', 'Previous post link', 'twentytwelve' )

【←←を表示する】

_x( '←', 'Previous post links', 'twentytwelve' )

Poeditで_x()の設定:シングルページのページナビ(←、→)の変更方法

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