UpdraftPlus WordPress Backup プラグインは、WordPressの投稿などのデータのバックアップと復元できるプラグインです。またバックアップをスケジュール管理ができます。
UpdraftPlus WordPress Backup プラグインのインストール
UpdraftPlus WordPress Backup プラグインを利用するには、管理画面のサイドバーにある「プラグイン」⇒「新規追加」を開いて「UpdraftPlus WordPress Backup」と検索すると表示されるので「今すぐインストール」をクリックします。
インストール後、プラグインの「有効化」をクリックします。
プラグイン詳細(WordPress.org): UpdraftPlus WordPress Backup
UpdraftPlusバックアップ 設定画面の表示方法
プラグインを有効化するとWordPress管理画面の左サイドメニュー「設定」に「UpdraftPlus バックアップ」項目が追加されるので、クリックして開くと UpdraftPlus Backup/Restore 画面 が表示されます。
バックアップ方法の設定
UpdraftPlus WordPress Backupのバックアップ方法には手動と自動の2つあります。
手動バックアップ設定
UpdraftPlus Backup/Restore 画面の「設定」タブをクリックします。バックアップのスケジュールは、デフォルトの設定で手動になっているので、デフォルトの設定のままにします。
「予約からのバックアップを保存しておく数」もデフォルト設定の2のままで十分だと思います。設定した数だけ直近のバックアップデータを保存します。
自動バックアップ設定(Google ドライブ)
自動バックアップの設定方法は、設定タブを開いてスケジュールの設定をします。
スケジュール間隔は、投稿の書く間隔などにもよりますので、何がいいのか個人の判断(頻繁に書いていないなら週一など)になると思います。
バックアップ保存する数は、保存先のバックアップできる容量もありますし、データが多いと処理するのに色々と負荷がかかりますので、その辺を考慮しながら決めるといいと思います。
バックアップするファイル設定
「バックアップするファイル」もデフォルトの設定で、プラグイン、テーマ、アップロードにチェックが入っています。バックアップする前にすべてにチェックが入っているのを確認します。
設定を変更したときは、「変更を保存」をクリックします。
バックアップデータの保存場所の設定
バックアップするデータの保存先を決めます。保存先として、利用しているレンタルサーバー、Google Drive、Dropbox、Microsoft OneDriveなど選択できます。
レンタルサーバー上にバックアップする方法
保存先を選択 欄では、何も選択されていない状態ですとレンタルサーバー上にバックアップデータが保存されるので、何も選択されていないことを確認します。
Google Drive にバックアップする方法
UpdraftPlus Backup/Restore 画面の「設定」タブ にある「保存先を選択」で、Google Drive(ドライブ)をクリックして選択します。
バックアップするデータ(プラグイン、テーマ、アップロードなど)にチェックが入っているのを確認します。
設定の下にスクロールすると「変更を保存」があるのでクリックして設定を保存します。
設定を保存したあと、Google Driveを利用するには、認証が必要になるので Google で認証 横にある赤枠(設定を保存(下の・・・・))をクリックします。
「リモートストレージの認証」が表示されるので「このリンクをクリックして、Google Driveアカウントへのアクセスを許可してください(….)」をクリックします。
Googleにログインするためにアカウントを選択します。
「許可」をクリックします。
UpdraftPlusと表示されるので、「Complete setup」をクリックします。
認証が成功すると下のように表示されます。これでGoogle Driveにバックアップできるようになります。
バックアップと復元のやり方
バックアップするには、 UpdraftPlus Backup/Restore 画面の「バックアップ/復元」タブにある「今すぐバックアップ」をクリックします。
レンタルサーバーにバックアップする場合
UpdraftPlus – バックアップを実行 ダイアログが表示されるので、「新規バックアップを取得」の2つのチェックボックスにチェックが入っているのを確認して「今すぐバックアップ」をクリックします。
Google Drive にバックアップする場合
UpdraftPlus – バックアップを実行 ダイアログが表示されるので、「新規バックアップを取得」の3つのチェックボックスにチェックが入っているのを確認して「今すぐバックアップ」をクリックします。
バックアップに成功すると「最後のログメッセージ」にて教えてくれます。
バックアップしたデータのダウンロード方法
バックアップデータをレンタルサーバーに保存している場合、ダウンロードをするなど別の場所に保存することで万が一借りているレンタルサーバーで問題が発生した場合のリスク回避もできます。
ダウンロード方法は、 既存のバックアップ にバックアップしたデータ(データベース、プラグイン、テーマ、アップロード(画像などのアップロードしたファイル)、その他)が表示されます。
そこから、ダウンロードしたいデータをクリックするとダウンロードするためのファイルを作成してくれます。例えば、データベースをダウンロードしたい場合、下の画像にある「データベース」をクリックします。
ダウンロードdb(データベースのこと)と表示されるので、「お使いのコンピュータにダウンロード」をクリックすると自分のパソコンにダウンロードできます。
バックアップしたデータの復元方法
バックアップしたデータを復元するには、バックアップしたいデータの「復元」をクリックします。
「復元するコンポーネントを選択」では、復元したいところにチェックを入れ「次」をクリックします。
「復元」をクリックすると復元操作が開始されます。
Restore successful! と表示されると復元成功です。「UpdraftPlus 設定に戻る」をクリックしてUpdraftPlus WordPress Backupプラグインの設定画面に戻ります。
※もし、古いデータによって復元が失敗した場合、アクティビティログに古いデータを削除というような表示が出るので削除してから復元操作を再度します。
「バックアップが復元されました。」と表示されたら「古いディレクトリを削除」をクリックして削除します。
既存のバックアップデータの整理
既存のバックアップ欄には、保存しておくバックアップ数を超えたデータも表示されるので、「削除」をクリック不要なデータは削除します。
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