ロングテールをブログの記事にあてはめて簡単に説明すると、「塵も積もれば山となる」という表現がイメージとして合っていると思いますが、記事がちりのままでは意味がなく、山(アクセスアップ)に結び付かなければいけません。
そんなロングテールについて考えたついでに、ロングテール効果を出そうして書く記事や効果が出にくい記事について考えてみました。
同じような内容の記事の量産している
沢山の記事を書けば勝手に人気がない記事でも、塵も積もればという発想でロングテールとなる記事ができると思っている人がいるのではないか思うんですが、記事をたくさん書いてもロングテール効果のある記事が増えるわけではありません。
期待とは逆に特定のジャンルで同じような記事を書いているとロングテールになる記事すらできない可能性が高いんです。例えば日々同じようなことを繰り返していること日常を日記のような形で書くと同じような単語で同じような内容になるのでロングテール効果すら出にくいんです。
アクセスアップのために記事をたくさん書いて、そのうち山になるだろうと思っていても塵が積もって山になることなく塵のままの記事が多くなるだけなので、記事に変化が必要になります。
記事タイトルだけでロングテール効果を狙っている
WordPressというキーワードで記事タイトルを作成するとします。またある時は、ロングテール狙いでワードプレスにして(Googleによりキーワードが同じ意味として扱われるかどうかの影響もあります)記事作成をしてロングテール効果を狙うとします。
記事につけられるのが記事タイトルで、その記事タイトルを検索エンジンは重要視しているので、現状の検索エンジン対策では正しいのかもしれません。しかし、そもそもロングテールとは、記事タイトルのキーワードに指すものではなく、需要が少なくても価値がある(利益がある)記事の内容を指すもののはずなんです。
需要が少なくても記事に期待した価値がなければ、すぐ閉じられるのでロングテール効果は期待できないものになります。
キーワードを複数の単語で使い分けている
あるジャンルのあるキーワードに強いサイトを作ろうとしていたとします。仮にWordPressというキーワードに強いサイト作成したいとします。
それを踏まえてWordPress+プラグインで記事を書き、ロングテール狙いである時はワードプレス+プラグインとしたら、検索エンジン対策としては、間違いではないかもしれませんが正しいわけでもないはずです。
説明が難しいんですけど・・・使い方や表示のさせ方にもよると思いますが、本来WordPress+○○+○○とすることで検索で上位に表示させることができたはずなのにそうならず。それぞれ強いライバルがいれば、どっちのキーワードを使ってもロングテールにすらならないという結果になる可能性もかなり高いです。
うまくいけばいい結果になるかもしれませんが、ものすごく面倒で難しいキーワードを考えなくてはならなくなることも想像できます。使い方によっては、WordPressのキーワードが拾えたものが拾えなくなりWordPressのキーワードが強くならない可能性大です。
需要が少ないジャンルでロングテールを探している
需要の少ない内容の記事作成自体は間違っていないんです。しかし需要が少ないジャンルでロングテール効果でアクセスを稼ごうとしても思ったほど効果がなく、かなりの労力を必要とするロングテール戦略になります。
例えばブログのジャンル・テーマをWordPressに絞ったブログは、ロングテールになる内容はWordPressに関することになります。WordPressは、世の中の需要で見た場合、それ自体がロングテールのようなもので需要が小さいことから、その中からロングテールになりそうなことを見つけて記事にしても少ないアクセス数になります。
仮に大量の記事が書けたとしても、そのアクセス数の合計は、世の中で需要のあることをブログ記事にしたよりも少ない可能性が高いということです。実際に一時期私のiTuneの2つの記事で数百あるWordPressの記事の合計と良い勝負をしていました。
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