ブログで1000記事書いてもアクセス数は増えない!原因を分析する

ブログ運営

たくさん記事を書けば、多少なりともアクセスアップにつながると思って記事を書いている人もいると思います。

私も記事の質を抜きにたくさん書けば、多少アクセスアップになると思っていました。

しかし、断言します。記事数が多く増えてもアクセス数は増えません。

私は、このブログで約1250以上の記事を書いています。(※現在、記事は、移動や削除により減っています。)固定ページも入れると1300記事(ページ)作成しています。

それでも、一向にアクセス数が増えていきませんでした。

なぜ、アクセス数が増えなかったのか。その原因をこれから分析しながら説明していきます。

ブログのアクセス数が増えない原因とは?

アクセス数が増えない原因は何か?といえば、深く考えずに、ただ記事を書いているのが原因です。

ブログのアクセス数を増やしたいなら、やみくもに記事を書いてはいけません。私は、それで失敗しています。

私自身、記事数を増やせばアクセス数も伸びていくと思い、記事を量産するように書いていました。

時間がたっぷりあるなら、その方法もありかもしれません。しかし、うまい時間の使い方ではありません。

なかには、センスがある方、また運の良い方で、記事を書けば書くほどアクセス数が増える方もいることでしょう。しかし、ほとんどの方は、うまくいかないはずです。

ブログのアクセスを増やすためにすること

そもそもブログの記事を見てもらうには、需要がないとみてもらえません。

もちろん、アクセス数またページビューを増やすには、文章・内容・デザインなど記事の質もすごく重要です。

しかし、アクセスを増やすために力を入れるところは、書く記事に対して需要があるかどうか調べる・または把握することです。

また、アクセス解析を通して記事やジャンルの需要を知ることも重要です。

Google Analyticsでアクセス解析

では、なぜアクセスを増やすために書こうとする記事の需要を調べたり、把握しないといけないのかを私のブログのアクセス解析から説明します。

特に読んでほしいのは、(3)2016年8月1日ー2016年8月31日 のところです。

(1)2016年9月1日-2020年10月31日

アクセス解析の画像は、ブログを放置する前(記事を更新していたとき)からブログ放置期間(全く記事を書いていない期間)のアクセス数です。

2016年夏から秋まで記事を公開したあと、記事の更新はほぼ途絶えました(年1記事ぐらい2018まで有り)。しかし、翌年のアクセス数は、ほぼ横ばいのまま行き1年ほどして徐々にアクセス数が減少していっています。

また、2019年12月あたりから2020年3月中旬まで、全く表示されていませんでした。これは完全にブログを全く確認していなかったのでエラーに気が付かずにいたからです。

アクセス解析からわかること

  1. 記事の更新がなくなると緩やかに徐々にアクセスが減ること
  2. 新しい記事の公開がなくてもアクセスのある記事があること

上記の現象から分かることは、時間の経過とともにアクセスされない記事が増えつつも、長い期間アクセスされる記事があることです。

(2)2016年1月1日ー2016年12月31日

2016年の1年間のページビュー数の推移です。2016年は、新しい記事を書いても全くアクセス数、ページビュー数は増えずに横ばい状態のままです。

2016年は、調べたところ約35記事を公開しています。記事の内容は、自身の健康状況と考察日記に近いものがほとんどになります。

また、ページビュー(読まれた記事)の占有率は、約1250記事のうち上位100記事で約70%(69.78)、200記事で約88%(87.88)になっています。

アクセス解析から分かること

  1. 少数の記事でページビューの多くを占めること
  2. この年に書いた記事でアクセス数・ページビューは増えなかったこと

アクセス解析を見て言えることは、以前からある一部の記事にアクセスが集中、また新しく書いた記事は、アクセス数を増やすことにほとんど影響を与えていないことです。

(3)2016年8月1日ー2016年8月31日

2016年8月のアクセス解析です。このとき約1250記事ありました。アクセス数は、ほぼ横ばいで推移しています。

2016年8月は、1日あたり約324ページビューで、約1250記事(固定ページ含めると1300)に対して、仮にまんべんなくアクセスがあったとしても、記事1つにつき3日に1回読まれるかどうかです。

全記事中、100記事のページビューの割合

多く読まれた上位100記事は、ページビューの7割以上(72.54%)を占めます。

約1300記事(固定ページ含む)のうち100記事は、約7.7%の記事でページビューの7割以上を占める計算になります。

上位100記事が属するカテゴリー(ジャンル)と占める割合

どのカテゴリーの記事が見られているのか、上位25記事で調べると「プログラミング」と「パソコン・通信」カテゴリーが上位になっていました。

また上位100記事まで広げると「WordPress」の記事が多く読まれるようになっています。

このデータから分かるのは、WordPressカテゴリーの記事数の多さの割にページビュー上位に入る記事が少なく、記事数に比例していない(読まれていない)ことです。

カテゴリー別(全記事数)上位25記事26-100位合計
プログラミング(191)112233
パソコン・通信(108)101323
WordPress(728(687?+41?))22830
家・住宅(11)123
健康(50)055
英語(26)011
マネー(5)011
オピニオン系(13)011
ホーム・カテゴリーページ112
不明011
合計2575100

※カテゴリー別(全記事数)は、すべて把握できない部分がありおおよその数字です。

記事が多いのにアクセス数が増えないカテゴリーの記事

上記の「カテゴリー別(全記事)」にあるWordPressの項目を見てください。

「WordPress」カテゴリーの記事数は、約730あります。またページビュー数の上位100記事のうち30記事が入っています。

次に「プログラミング」カテゴリーをみると191記事あり、そのうち33記事が上位100記事に入っています。

100記事書いたら、どのくらいページビュー数に貢献したのかをリストにすると下のようになります。WordPressに関する記事は、他のカテゴリーの記事に比べて貢献した割合が低いのが分かります。

  1. WordPress:   100記事書いて約4記事
  2. プログラミング:100記事書いて約17記事
  3. パソコン・通信:100記事書いて約21記事

ここから分かるのは、WordPressに関する記事の多くは、アクセス数に貢献せずにムダに時間と労力を消費するために書いたということです。

この無駄に記事を書いてしまった原因は、需要とライバルをほとんど調べないで作成したからです。

(4)2020年8月1日ー2020年8月31日

ここでは、2016年8月から4年が過ぎて、ページビュー数、読まれている記事の変化に注目していきます。

ブログには、2016年8月とほぼ変わらず約1250記事(固定ページ入れると1300)あります。

2020年8月の1日あたりのページビューは、56ペービューです。仮にすべての記事に対して平等にアクセスがあったとしたら、22日に1回同じ記事が読まれるかどうかです。

因みにこのブログは、放置状態とはいえ記事数1250記事(固定ページをいれると1300)もあるので、それなりにアクセス数があるのではと、期待してアクセス数を確認すると1日あたり平均50以下でした。

全記事中、100記事のページビューの割合

2020年8月に多く読まれた上位100記事は、ページビューの8割以上(81.05%)を占めます。

約1300記事(固定ページ含む)のうち100記事は、約7.7%です。なので、全記事のうち約7.7%の記事でページビューの8割以上を占める計算になります

上位100記事が属するカテゴリー(ジャンル)と占める割合

どのカテゴリーの記事が見られているのか、上位25記事で調べると「プログラミング」「パソコン・通信」「WordPress」のカテゴリーの順になっています。

また上位100記事まで広げると「WordPress」「プログラミング」「パソコン・通信」の記事が多く読まれるようになっています。また「ホーム・カテゴリー」も多く表示されています。

カテゴリー別(全記事数)上位25記事26-100位合計
プログラミング(191)111627
パソコン・通信(108)61117
WordPress(728(687?+41?))42630
生活 家・住宅(11)022
健康(50)022
英語(26)022
趣味・興味 資格(21)011
マネー(5)000
オピニオン・雑記(13)011
ホーム・カテゴリーページ41317
不明011
合計2575100

新規記事を更新していない状態でもアクセスがあります。しかも4、5年以上前に書いた記事が読まれています。

このことからアクセス数を維持するには、時間の経過によって記事の価値が、減少しづらい記事を作成することも重要となります。

2016年8月と2020年8月を比較した結果

上位100記事のページビュー占有率は、2016年8月で72.54%、2020年8月で81.05%となり、特定の記事(ページ)へアクセス集中化が進んでいます。

逆にみると、特定の記事は、何らかの理由により価値が減り読まれなくなったと読み取れます。

例えば、「パソコン・通信」カテゴリーにあるWindowsXPや8.1またインターネットエクスプローラーなどの記事は、使用しているユーザーの減少によりアクセスが減る原因の1つだと推測できます。

また、記事の質で負けて検索で今までの表示位置より下がっているのかもしれません。

あとがき

自分の限りある時間を使って記事を書き、それが誰にも見られずに過ぎてゆくことはあることです。

ですが、せっかく書いた記事ですから、書いた労力・努力が少しでも無駄にならないように、陽の当たらない記事が少ないほうが良いに決まっています。

そのためには、しっかり需要を調べることが大事です。

さらにアクセスアップ、またページビューを増やすためには、質の良い記事を書くことも大事です。

しかし、質が良くても需要がない記事なら、アクセスアップやページビューを増やすことはできません。

一生懸命書き終えた後、需要がないことに気が付いたら大変です。書く前に需要を確認することがアクセスアップのためには必要です。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました