WordPressをローカル環境で使用するには、PHP・MySQL・Apacheなどが必要です。WampServerには、それらアプリケーションが入っていて管理もできるアプリケーションです。
ここでは、WordPressをローカル環境で構築するためにWampServerとWordPressの2つのアプリケーションをダウンロードして使います。
WampServerの構築
WampServer のサイトに開いて「DOWNLOADS」にある「WAMPSERVER 64 BITS(X64) 3.2.0」(3ビットの場合は、32BITS(X86))をクリックします。
「DOWNLOAD WAMPSERVER 64 BITS(X64) 3.2.0」と書かれたページが表示されます。黄色い文字で「you can download it directly」リンクをクリックするとダウンロードサイトが表示されます。
マイクロソフト Visual C++ のインストール
WampServerを使うには、Visual C++が必要になります、もし、アプリをインストールしていないなら黄色い文字をクリックしてマイクロソフトのページを開きます。
Vusual Studioのページにある「ダウンロード」をクリックします。
「ダウンロードするプログラムを選んでください。」と表示されるので、自分のパソコンにあったアプリにチェックをして「次へ」をクリックしてダウンロードします。
※過去にWampServerを入れたときにVusual C++ 2013と2015もインストールしていたようなのでインストールすると思います。
WampServer ダウンロードとインストール
SOURCE FORGEにあるWampServerページを開きます。緑色の「Download」をクリックしてWampServerのアプリケーションファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたWampServerアプリケーションをダブルクリックするとデバイスに変更を加えることを許可するかを聞いてくるので「はい」をクリックしてインストールします。※この先この表示が出たら全部「はい」です
セットアップでは、Englishのまま「OK」をクリックします。
「I accept the agreement」にチェックを入れて「Next」をクリックします。
注意事項などの説明があります。
WampServer用のフォルダを設定します。デフォルトのままで次(Next)に進みます。(Program Filesを設定しないようにします。)
MySQLなどのバージョンが選択できます。そのまま次に進みます。
Windowsのスタートメニューに追加されます。そのまま次に進みます。
「Install」ボタンをクリックしてインストールを始めます。
使用するブラウザがIEになっているので、変更するために「はい」をクリックして変更します。
Google Chromeにする場合は、ファイル検索で探すとアプリが表示されます。
続いて、エディターの選択ができます。変更する場合は、「はい」をクリックします。
インフォメーションのウィンドウが表示されたら「Next」を押して、次に下の画像が表示されたら「Finish」をクリックして完了です。
WampServerの起動と停止の方法
インストール後にできるWampServerのアイコン(または、スタートメニューに追加されたアプリ)をクリックして起動させます。
WampServerが起動して正常に稼働(Start)するとタスクバーに緑色の表示ができます。
緑色のアイコン(または赤)をを左クリックしてモードを変更できます。
- Start All Services:サーバーなど稼働します(緑)
- Stop All Services:サーバーなど停止します(赤)
- Restart All Services:再起動します
WordPressをローカル環境にインストールする方法
WampServerを起動します。
データベース作成
データベースを作成するので、WampServerのアイコンを左クリックして「phpMyAdmin」をクリックして開きます。
ブラウザに「phpMyAdmin」ページが表示されます。「ログイン」の項目はそのままにして「実行」ボタンをクリックします。
- ユーザ名:root
- パスワード:
「データベース」タブを開き、「データベースを作成する」の下にデータベース名を入力します。またその横に「utf8mb4_general_ci」を選択して「作成」ボタンをクリックします。
データベース作成は終了です。
WordPressのダウンロードとファイルの配置
WORDPRESS.ORGのダウンロードページを開いて「WordPress 5.6 をダウンロード」をクリックします。※表記は、バージョンアップで変わります。
ダウンロードしたWordPressのファイルを解凍します。解凍したファイル(WordPress)をWampServerをインストールしたフォルダ直下のWWWフォルダに配置します。
また、ファイル名は、好きな名前(アルファベットで)に変更可能です。
データベース名、ユーザ名、パスワードの入力
ファイルを配置したら、ウェブブラウザに「http://localhost/WordPressファイル名」と入力。「さあ、始めましょう!」をクリックして次に進みます。
データベース名は、phpMyAdminで作成した名前を入力、ユーザー名はroot、パスワードは何も入力しないで、あとはそのままにして「送信」ボタンを押します。
- データベース名:localwp
- ユーザー名:root
- パスワード:
下の表示ができたら「インストール実行」をクリックします。
「ようこそ」では、「必要情報」を入力して「WordPressをインストール」をクリックします。
- サイトのタイトル:任意の文字
- ユーザー名:任意の文字
- パスワード:任意の文字
- メールアドレス:自分のメールアドレス
ユーザー名とパスワードは、ログインするときに必要なのでメモしておきます。
「成功しました!」と表示されたら「ログイン」ボタンを押します。
ログイン画面でユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。
ログインできるとダッシュボード画面が表示されます。
コメント