ブラウザでタブを複数開いたり画像処理ソフトを使用したり、いつくかアプリケーションを起動させるとアプリの動きが重たく時間がかかることがあります。
パソコンが重たくなると作業時間が余計にかかり無駄に時間を消費してしまいます。
私事ですが、今使用しているWindows10のパソコンのメモリは、8GB(ギガ)あります。しかし気付くと動きが遅く重たいと思う時がよくあり、買い換えようかと考えていたところでした。
しかし、ここで説明する高速化するための設定をしたところアプリケーションの動きが劇的に改善しました。
Windows10を高速化する3つの設定
重たくなったWindows10のパソコンを高速化するためには、大きく分けて メモリ使用率 と CPU使用率 の2つにゆとりを持たせることが必要です。
メモリ使用率にゆとりを持たせる(メモリ容量アップする)には、メモリを増設する方法があります。ただし、増設できないパソコンもあるので確認が必要です。
ここからWindows10の設定変更で高速化する方法を説明していきます。
1.バックグラウンド アプリの設定変更
Windows10では、バックグラウンドで動いているアプリが多くあります。その中から使用しないアプリを停止することで負荷を減らします。
パックグラウンドアプリの設定をするには、「スタートボタン」から「設定」を開きます。
「設定」にある「プライバシー」をクリックして開きます。
「プライバシー」画面にある「バックグラウンド アプリ」をクリックして開き、使用しないアプリを「オフ」にします。
私の場合は、「Windows セキュリティ」だけオンにして、他はオフにしています。
2.電源管理 プロセッサの設定変更
プロセッサは、初期設定で電力消費を抑える設定になっているので、設定を変更して高いパフォーマンスが出せるようにします。
プロセッサの状態を変更するには、「設定」画面から「システム」を開きます。
「システム」から「電源とスリープ」を選択し、「関連設定」にある「電源の追加設定」を開きます。
「電源プランの選択またはカスタマイズ」において、バランス(推奨)の横にある「プラン設定の変更」をクリックして開きます。
「プラン設定の変更:バランス」が開くので、「詳細な電源設定の変更(c)」をクリックします。
「電源オプション」ウィンドウが開いたら、「プロセッサの電源管理」にある「最小のプロセッサの状態」の設定を変更します。
私の場合、デフォルトで「最小のプロセッサの状態」の値は5%でしたが、50%にしています。
100%にするのもありで能力を発揮できると思いますが、その分消費電力が増え負荷がかかりやすくなります。
3.スタートアップ アプリの設定変更
Windows10を起動すると自動起動するアプリがありますが、それら起動後に常駐するアプリを減らすことでパソコンを高速化することができます。
「スタートアップ アプリ」を設定するには、「スタートボタン」から「設定」を開いて、そこから「アプリ」画面を開きます。
「アプリ」にある「スタートアップ」を選択すると、右にアプリの一覧が表示されるので、起動時に使用しないアプリをオフにします。
※オフにする前に何かわからないアプリがあるときは、名前から重要なアプリかどうか調べてから設定しましょう。
※スタートアップアプリは、タスクマネージャーからも表示できます。
スタートアップアプリで表示されないアプリ
Windows10のスタートアップアプリで表示されないアプリもありますが、フリーソフトなどで見つけることができるものもあります。
そこで私は、「Advanced SystemCare」のフリー版にある「スタートアップ項目」機能を使用しました。
Windows10でメモリ容量2GBは使えない
Windows10でメモリが2GBのノートパソコンでは、使い物になりません。Windows10の場合、最低でもメモリは4GB(できれば8GB)欲しいところです。
私が持っているノートパソコンで、ここで説明をした高速化の設定(最低限必要なセキュリティソフト以外にバックグラウンド処理や常駐アプリを減らす)をして、さらにアニメーションの設定など細かな対応をしても多少重たさは軽減される程度でした。
いくら設定をしても動きが重たいパソコンは、作業時間を浪費してしまうので、作業時間短縮するために軽く動くパソコンに買い替えたほうが作業効率はアップします。
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