WordPressのサイト表示の高速化については、以前にも書いた(WordPressのサイト表示速度を高速化する方法を試してみた)のですが、ユーザーの方から「サイトの表示が遅く見ることができない」というような内容のコメントを頂いたので、少しだけ高速化に取り組んでみました。
WordPressサイトの表示を速くする方法
今回、高速化のためにしたことは以下の4点です。
- アクセス解析プラグインを無効化する
- 画像表示遅延プラグインを有効化する
- ソーシャル・共有ボタンのJavaScriptを非同期化する
- レンタルサーバーで複数運営しているWordPressサイトを削除する
アクセス解析プラグインを無効化する
アクセス解析用WordPressプラグインには、NewStatPressなどサイト側でデータベースを使うものがあります。それらアクセス解析用のプラグインを利用するとサイトの表示が遅くなります。
アクセス解析は、Google Analytics1つで十分なのですが、今回、2つアクセス解析用のプラグインを使用していてNewStatPressを無効にしてWassUp1つにしました。WassUpの表示されるグラフが好きなのでしばらく使用しながら様子見です。
画像表示遅延プラグインを有効化する
画像の表示を遅延させてサイトの表示を速くするプラグインは、いくつかありますが、今回は、「Unveil Lazy Load」を使用しています。
ソーシャル・共有ボタンのJavaScriptを非同期化する
ソーシャル系のボタンを導入すると通常同期読み込みのコードなのでサイト表示が遅くなります。これを非同期にすることでサイトの表示速度を速くすることができます。
特にFacebookの読み込みは、感覚として一番読み込みに時間がかかっていると感じていたので、FacebookだけJavaScriptコードに非同期するコードを追加しました。
js.async = true;
上の非同期するコードをFacebookのコードの下の画像にある位置に追加しました。
レンタルサーバーで複数運営しているWordPressサイトを削除する
これは、速くする効果がない(低い)のかもしれませんが、利用しているレンタルサーバーで複数のWordPressを開設していて放置している状態なので一部削除しました。
記事後記:高速化のついて
上記の高速化のうち、実際に試してみるとリスト1~3までは効果を感じられるはずで、作業にかかる時間は3分もあればできると思います。
ただし、ソーシャル系ボタンをプラグインで利用している場合、プラグインによって非同期化していないコードであるときは、そのコードを探して追加しないといけない場合もあり手間取るかもしれません。またプラグインがアップデートした場合再度追加が必要になる可能性があります。
高速化に関して、CDNを使うことも考えましたが、GTmetrixなどの計測値と実際に表示される速度に違いがあり、イマイチ信用できないので現在のところ使用していませんが、さらに高速化が必要になった場合、検討してみようと考えています。
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