Google Search Console(サーチコンソール)は、ウェブサイトの分析・診断に役立つ情報を提供してくれるサービスです。
「Google Search Console」を利用するためにレンタルサーバーの設定方法、またWordPressのプラグイン「Google XML Sitemaps」を利用してサイトマップURLの設定する方法について書いています。
Google Search Consoleにサイトを登録する方法
Google Search Consoleサイトを開くと、Googleにログインしていないときは、下の画像のページが表示されますので、「今すぐ開始」をクリックします。
※アカウントを持っていない場合は、Googleアカウントページからでもアカウントを作成することができます。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/google_search_console-600x431.png)
Googleアカウントにログインしている場合
Googleアカウントにログインしているときは、「プロパティタイプの選択」ウインドウが表示されます。
「プロパティタイプの選択」では、「ドメイン」と「URLプレフィックス」の2つのサイト登録をする箇所が表示されています。
ここでは、「ドメイン」のところに下に、登録するドメイン名(URL)を入力し「続行」を押します。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc2-600x479.png)
2つのURL登録タイプについて
登録するドメインで、別サイトを運営せず1つのサイトだけを運営するなら、「ドメイン」で登録するのをおすすめします。
ドメインのサブドメイン(サブディレクトリ)を使い別サイトを作成して運営するなら「URLプレフィックス」でサイト登録します。
Google Search Consoleページでサイトを追加するには
また、Google Search Consoleページで、左上にあるドメインをクリックして表示される「+プロパティを追加」からも「プロパティタイプの選択」ページを表示できます。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc_1.png)
DNSレコードでのドメイン所有権の確認
「プロパティタイプの選択」ウインドウでドメインを入力して「続行」をクリックすると、「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」ウインドウが表示されます。
「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」にある、「2.以下のTXTレコードをwpcos.comのDNS設定にコピーします」をコピーしますので、コードの横にある「コピー」をクリックします。
このままの状態で、次にレンタルサーバーの設定をしていきます。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc3_1-600x541.png)
サーバーのDNSレコード設定(エックスサーバー)
「Google Search Cosole」の「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」でコピーしたTXTレコードをサーバーに設定します。(ここでは、レンタルサーバーにエックスサーバーを使用して説明しています。)
エックスサーバーのサーバーパネルを開いて「ドメイン」にある「DNSレコード設定」をクリックします。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/server_panel-600x209.png)
「ドメイン選択画面」が表示されるので、設定する「ドメイン名」の横にある「選択する」をクリックします。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/server_panel2_1-600x289.png)
「DNSレコード設定」画面が開きます。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/server_panel3-600x264.png)
「DNSレコード設定」画面にある「DNSレコード追加」タブを開き、「機種」と「内容」を設定します。
機種:「TXT」に設定します。
内容:コピーしたTXTレコードをペースト(貼り付け)します。
設定をしたあと、「確認画面へ進む」をクリックします。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/server_panel4-600x372.png)
確認画面が表示されるので、「追加する」をクリックします。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/server_panel5_1-600x321.png)
レコードの追加完了の表示が出たら、サーバーパネルでの設定は終わりです。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/server_panel6-600x166.png)
サーバーでDNSレコードの設定を終えたら、「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」に戻り、「確認」ボタンをクリックすると、「所有権を証明しました」と表示されます。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc4-600x275.png)
これでドメインの設定は完了します。続いてサイトマップの登録をします。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc5.png)
Google Search Consoleにサイトマップを追加するやり方
ブログのサイトマップURLを「Google Search Console」に登録します。
サイトマップのURL確認(Google XML Sitemapsプラグイン)
「Google Search Console」に サイトマップを送信するのに便利なWordPressのプラグインがいくつかありますが、昔からあり今も更新されている「Google XML Sitemaps」プラグインをここでは使用します。
追加するサイトマップのアドレス(URL)は、「Google XML Sitemaps」プラグインの設定ページに「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL:」欄の表示されているのでコピーします。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/google_xml_sitemaps4_1-600x275.png)
※Google XML Sitempsプラグインの使用方法は、下記ページを見てください。
Google Search Consoleにサイトマップ登録
「Google Search Console」ページを開き、「サイトマップ」をクリックすると「新しいサイトマップを追加」が表示されます。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc6_1.png)
「新しいサイトマップを追加」のところにブログのサイトマップURLを入力します。
コピーしたサイトマップのURLを、「新しいサイトマップの追加」に貼り付けて「送信」ボタンをクリックします。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc6-600x97.png)
サイトマップURLが正しければ「成功しました」と表示されます。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc7-600x133.png)
サイトマップURLに関して気をつけること
追加するサイトマップURLは、一般的にドメイン名/sitemap.xmlとなる場合がほとんどです。
例:http://wpcos.com/sitemap.xml
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/gsc6_2-600x80.png)
しかし、sitemap.xmlではない値をサイトマップに追加する場合もあります。
例:http://wpcos.com/index.php?xml_sitemap=params=
この「index.php?xml_sitemap=params=」または「sitemap.xml」になる違いは、WordPressの「パーマリンク設定」によります。
WordPressの「パーマリンク設定」で「基本」にチェックしてあると、記事のアドレスは、「ドメイン/?p=123」となります。この場合のサイトマップURLは、「index.php?xml_sitemap=params=」になります。
一般的に使われるサイトマップ「ドメイン/sitemap.xml」にしたいなら、WordPressのパーマリンク設定を「基本」以外にチェックします。
![](http://wpcos.com/wp-content/uploads/2020/11/permalink.png)
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