jQuery1.xではIE8以下のブラウザに対応していますが、最近出たバージョン2.0からは、IE8以下のブラウザへの対応をしていないということす。
そこで、いつまでWordPressで使うjQueryのバージョン1.xを使えば良いのか。
また、いつから2.xにバージョンアップさせるのかが良いのか、新しい物が出ると試してみたくなる気持ちが強いので悩みどころです。
そこで現在(4月上旬~5月上旬)までの、このサイトのユーザーが使用しているブラウザをもとに考えています。
ブラウザのバージョン
【ブラウザ:2013/04/07-05/07】
【ブラウザ:2012/10/07-11/06】
1番多いのが、青い色のChrome、次が緑色のFirefoxで、次に赤い色のInternet Explorerがきて、4番目の黄色っぽいのがSafariになります。
半年前のデータと比較して、Firefox、IE、Safariのユーザーが減り、Google Chromeのユーザーが増えています。
【IE:2013/04/07-05/07】
【IE:2012/10/07-11/06】
Internet Explorerのユーザーが使用しているバージョンは、1番多いのはIE9、2番はIE10となり、3番目がIE8となっています。
半年前は、1番多いのが青い色のIE9、2番目がIE8になり、3番目の赤い色がIE7、4番目がIE6となり、5番目にIE10となっています。
※半年経てIE6とIE7がなくなりましたが、これはスパム対策で拒否設定にしているからです。
Internet Explorer8の割合
現在、サイトのユーザが使用しているブラウザがInternet Explorerで尚且つバージョン8のユーザーは約3%で、半年前は約5%になり、半年で2%のユーザーがIE8以外になっています。
Windowsのバージョン
ユーザーが使用しているWindowsのバージョンも比べてみます。
【Windowsバージョン:2013/04/07-05/07】
1番はWindows7、2番WinXP、3番Vista、4番Windows8の順になっています。
【Windowsバージョン:2012/10/07-11/06】
半年前は、1番多いのがWindows7、2番目WinXP 3番目Vistaとなっています。
徐々にですが半年でWindowsのバージョンでXPを使っているユーザーが減ってきていますけれど、まだWindowsの約2割のユーザーがXPを使用してます。
使用しているOS
【OS:2013/04/07-05/07】
因みにユーザーのOSの使用環境は、1番多いのがWindows、次にSafariとなっていまして、この二つで94.5%となっています。
Windowsユーザーの7割以上のユーザーは、Internet Explorerを使わずに、マックユーザーの4割ちょっとのユーザーは、Safariを使わずに他のブラウザを使用しているということもわかります。
いつIE8の対応をやると良いのか
以上のデータから、IE8のユーザーはWindowsXPを使用しているので、XPの使用が減ると必然的にIE8のユーザーは減ることになりますけれど、半年でXPユーザが約6%の減っていることを考えると1年後のWindowsの中でのXPユーザーは一割をきると考えられます。また、他のOSを含めると、さらにXPユーザー数はもっと少ない割合になります。
ブラウザでIE8を使用するユーザー数は、3%となっていますので、一年後には1%未満に達する可能性が大きいです。
ここで、このサイトの内容から推測すると、このサイトのユーザーは、比較的ネットの技術に詳しいと考えられるので、他のジャンルのサイトだと、このサイトよりもXPユーザー数やIE8の利用者数共に多いのではないかと考えます。
そこで、プラグインなどを作成するとき、またサイトをいつまで対応すると良いのかと考えると個人的な考えでは、やはりXPのサポートが終わる約一年後を目処にjQueryの新しいバージョンを取り入れていくのが良いのかと思います。
コメント