「103万円の壁」の報道を見て物は言いようなんだなと思ったこと

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テレビや新聞などのメディアが、「103万円の壁」と見出しや記事でこの文言をよく使用するのを見ます。

この「103万円の壁」の表現をあまり考えずに見ると、「壁」という表現から「壁という大きな障害がある」とか「乗り越えることが大変」などの印象を持ってしまう人がいるのではないでしょうか。

また、過去に「ベルリンの壁」というのがありましたけれど、取り締まっているような抑圧しているような負の印象を「何々の壁」という表現から内容を想像して受け取ってしまう人もいるはずだと思います。

この文言を使うとき、負の文言として使用している人もいることだと思います。さらに利用している人もいるのではないかと思います。その負の文言としての印象の上にロジック(論理)を展開している人もいます。

よく見かける話としては、パートで103万円を超えると配偶者控除が・・・130万円を超えると年金が・・・それらを負担しないといけないからそれ以上稼げない、これが女性の社会進出を抑えている要因だと。

ここで言いたいのは、配偶者控除というのは税の負担を軽くする制度なんです。さらに130万の壁にしても年金で優遇される制度なんです。

配偶者控除とは、一方の配偶者(A)の所得にかかる通常の税金があるとして、もう一方の配偶者(B)の所得が103万以下であれば、配偶者(A)の所得から配偶者控除によって控除されたあとの所得に税金が掛かるものです。

例えば、同棲している人で同じような収入(AとBそれぞれ)であれば払う税金が大きくなります。ということは、結婚している人の方が税の負担が減るわけで、つまり「103万円の壁」ではなく税の優遇措置なんです。だから「103万の優遇」と表現したほうが合うはずです。

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